多くの人が「可愛がる」という言葉を誤解しているような気がします。犬を可愛がるということは、ぬいぐるみのように扱う事ではなく、人間社会の中で犬がイヌらしく生きられるよう「飼い主としての責任を果たす」ことです。飼い主の責任とは何なのか…、人と動物が共生する意味とは…、犬を飼っていない人も含めたすべての人と犬が自然に共生できる社会。それはとてもカッコいいと思いませんか?
殺処分全国ワースト1の福岡。私たちはこの福岡の街から、そんな風(かぜ)を起こしていきたいと思っています。

1.『しつけの必要性や、飼い主のマナーアップを訴える』こと。「しつけねぇ、今のままで特に問題ないし…」本当にそうですか?飼い主さんの都合的に問題はなくても、愛犬の気持ちは…?どうでしょうか。あなたの愛犬は、毎日ストレスのない生活をしていますか?それに飼い主さんのマナーアップは犬との共生の第一歩、というより“フンを拾う”なんてのは当然のモラルですよね。犬好き同士はもちろん、犬が苦手な方の視線にも立って考えてウチのコの印象をもっと良くできれば、もっと笑顔の多い生活が送れます。そうすべては“このコとの快適な生活を手に入れるため”なのです。

2.『犬の行動学的・生態学的な知識を伝え、正しく理解してもらえるよう働きかける』こと。犬の行動学を理解すれば、おのずとしつけのポイントも見えてきます。生態的な知識を知れば、普段からの病気予防のこと、食事のこと、ケアのこと、知れば知るほど疑問点が浮き出てくるかもしれません。しかし、“自分の一生を真剣に悩み・考えてくれる”飼い主さんがいることは、愛犬にとって何より幸せなことではないでしょうか!?

3.「犬と飼い主の行動範囲が広がり、犬との生活がより豊かになるための情報を発信していく」こと。より豊かな生活とは、単に贅沢な生活という意味ではありません。豊かな生活とは、“日常の選択肢に広がりがでる”という意味でもあります。例えば愛犬の具合が急に悪くなった時、家に車が無かったら、ペットOKのタクシーがあったら便利だと思いませんか?素敵な公園があってお散歩コースにしたいけど、ペット禁止の看板が入口に立ってたら残念に思いませんか?きちんとしつけられた犬は社会にとけ込めるし、迷惑をかけないように飼い主さんがきちんとフォローできることを社会に訴えられれば、愛犬との行動範囲はもっと広がるはず!

4.「不妊と去勢の必要性を伝える」こと。“不妊去勢手術の徹底”は、殺処分される運命にあるたくさんの命たちへの大きな歯止めになります。人間が身勝手で考え無しの繁殖さえしなければ、(悲しい言い方ですが)不要とされる命は生まれてこないのです。また、死亡にもつながる可能性のあるホルモン系の病気を未然に防ぐためにも、不妊去勢手術には重要な意味があります。

また「犬と暮らすことのすばらしさや楽しさを発信していく」ことや、「殺処分や虐待など、犬猫を取りまくさまざまな問題・現状を知ってもらえるよう働きかける」こと、「子どもたちが、命の尊さや動物との接し方を学べる場を提供していく」「犬猫の視点・飼い主の視点に立った商品、サービスを企業や業界に提案していく」ことなども、きちんと考えていきたい問題です。

私たちが訴えるだけでは社会は変わりません。“このコとのより豊かな生活”を実現させるためには、犬を飼う飼い主さん一人一人が高い意識を持って、飼い主さん一人一人の視線が正しい方向に向いていくことが何より大切なのです。

昨年11月より「DOG MONTH」もスタートしました。「DOG MONTH」のページも見て下さいねY(^^)

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