犬を洗濯します?


じめじめと蒸し暑いこの季節。毛皮を脱ぐことのできない犬たちにとっては、さらに過酷な季節なのでしょう。うちにも長毛種の犬がいますが、涼を求めてフローリングから土間、風呂場のタイルの上など移動を繰り返しております。

散歩に毎日海まで連れて行ってもらっているわが家の犬たちは、海で泳ぐ(遊ぶ)のがお気に入り。「海水は洗い流すだけでは皮膚に悪い」「いや、むしろ海水は皮膚にいい。アトピーとかの治療で海に入ったりもするし」いろんな噂を聞きますが、まあ、犬を風呂に入れる回数が増える季節に入ったというのは確か。

昔話題になった「犬の全自動洗浄機」。ふと思い出しました。これって使ったことある人います?私は、恐ろしくてとても使う気になれません。犬をまるごとボックスに入れるタイプ、首だけ出すタイプ、何種類かあるようですが、どこでも言われることは「ほら、犬はこんなに気持ちよさそうにしている。嫌がる犬なんていませんよ」という売り文句。

海外でですが、子供を自動洗濯機に押し込んで虐待する母親がニュースになったことがありました。犬の自動洗浄機、その発想自体、それと何ら変わりない虐待ではないでしょうか?箱に押し込められる恐怖、洗浄液が飛びかかってくる恐怖、逃げ場が無い状態で温風をあてられる恐怖。考えるだけでなんか恐ろしいです。イヤがってボックスの中をうろうろ歩き回る愛犬を見て「はしゃいでいるのね!」なんて喜ぶ飼い主さんは、まさかいないと思いますが。

だいたい犬をシャンプーするというのは、ただ汚れをおとすだけではありません。毛並みのチェック、皮膚のチェック、肛門線しぼり、耳のチェック。健康チェックとスキンシップ、大事なコミュニケーションの場のひとつだと思います。がーっと洗って、がーっと乾かして、「さあ帰りましょ」って。人間の利便性しか考えられていませんよね。汚くなったぬいぐるみをクリーニングに出すんじゃないんですから。

特別に開発された高品質のシャンプー剤も売りならば、それだけで販売してくれたほうが、飼い主側の選択の幅も広がっていいかも…?ああいう機械が必要とされ定着してきたらちょっとやだなーと思いつつ、今日もモコモコな愛犬をいとおしく思うのでした。

<topへもどる>